2012年9月30日日曜日

俺の嫁シリーズその1・刘亦菲

さて、やっとこのブログのテーマに踏み込んでまいりましたw もともとこんなバカが書きたくて始めたんですが、時事ネタに走ってしまい、厚顔の至り。。

つい先日封切られた映画「銅雀台」を観てきました。


「銅雀台」公式サイト(FaceBook)

トレーラー(YouTube)

私は三国志については本当に薄い知識しかないので、銅雀台が何のことやら知りませんでした。というか映画を観た後でもわかりませんw

どのみち、この映画のお目当ては主役の一人、刘亦菲ただ一人です。





刘亦菲(劉亦菲 りぅ・いーふぇい)を知ったのは何かのネットニュースだったように思います。その美貌から「中国の国民的美少女」(中国でそう言われたかは疑問)と紹介されていました。んで過去の出演作を探したら「天龍八部」という武侠モノに出ていて、TSUTAYAでもレンタルできたので早速観てみました。

「天龍八部」では王語嫣という役で、これは恋に恋するお嬢様的な性格でしたので、綺麗は綺麗でしたがキャラクターとしてはあまり印象に残りませんでした。

次に観たのが「神鵰侠侶」という同じく武侠モノで、上記「天龍八部」と同じ金庸という中国の大人気作家の原作です。以前聞いた話では「中国では小学生だって知っている」ほど有名な話らしいです。何度もリメイクされているようですしね。

亦菲が演じたのは作品のヒロイン「小龍女」です。この小龍女は作品中では幼い頃から人里から隔絶して育ったため、人間性に乏しく感情を出しません。


小龍女初登場シーン。女神とかいう設定ではないのですが、神秘的というか人間離れした雰囲気で、初めて観た時は「この人、人間じゃない」と思いました。今でも鳥肌がたちます。



どうです、この美しさ。








「神鵰侠侶」については上記のキャプチャーをとるために最初の数話を観なおしたらやっぱり面白くて、いずれ改めて書こうと思います。

この作品の後、いくつかのTVシリーズや映画に出て、しばらくは噂を聞かなかったのですが、ここ数年立て続けに出演作が封切られました。



「倩女幽魂」はチャイニーズ・ゴースト・ストーリーのリメイク。

亦菲は妖怪の役でした。





「四大名捕」は中国の小説(多分、いわゆるラノベ)の映画化で、内容的にはThe Fantastic FourとかX-Menのノリです。

亦菲の役どころは体が不自由なれど武器満載の車椅子で戦う戦士。役名が「无情(無情)」という位なので、殆ど感情を表さず、無表情です。







以下は私の印象なので一般的にどうなのかはわかりませんが、上記2作は私としては不満でした。見終わって思ったのは「別に亦菲でなくてもよくね?」でした。まぁ「この役はこの人しかできない!」と思わせる役者は稀ですけど、なんかこう、亦菲は綺麗だからその辺に飾っておけばそこそこ客は来るでしょ、的に感じました。すげぇ失礼な感想ですね、我ながら。

金庸ドラマシリーズの印象が強いせいか、亦菲=時代モノ=古装という思い込みがあります。一事は現代劇にも出たらしいですが、結局時代劇(武侠モノ)に戻ってしまったのは、そういうオファーしかないのか、本人が選んでいるのか。。。(これは楊幂にも言えることですが)。

ところが「銅雀台」ではちょっと違いました。いつもではないのですが、時々感情を迸らせるシーンがあります。ああいう表情の亦菲を観るのは初めてだったので、そこがよかったです。ああいう顔ができると、いろんな役をやらせてみたくなりますね。大体、YouTubeに上がってるトーク番組等を観ても、始終イイコちゃんの受け答えばかりで大崩してません。非常に優等生です。もうちょっと色んな顔を見せてもいいと思うんですが。

ファンというのは勝手なもので、ある一定の路線が好きでそれ以外の役を受け入れられない人と、いろんな役柄を演じて欲しいと思う人と様々です。私は役者にはいろんな役にチャレンジして欲しいです。子役でデビューしたら成長してその歳なりの役を演じて、お嬢様役が続いたら悪女とかエロい役とか、どんどんイメージを壊して欲しいです。同じイメージの役しかオファーが来ない役者や歌手は不幸です。それだけで食っていけるうちがいいでしょうけど、パフォーマーとしての成長・広がりは期待できません。

亦菲は実力のある役者です。綺麗なだけではないです。色んな役を演じて、実生活でもいろんな経験をして、より大きな役者として活躍することを願います。

0 件のコメント :

コメントを投稿