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2012年12月23日日曜日

映画 レ・ミゼラブル 孤星淚

今話題のレ・ミゼラブルを観てきました。

ご存知のように日本では東宝ミュージカルのロングランで、岩崎宏美さんなどのベテランを配しつつ、コゼットには若手をキャストし、島田歌穂さん、本田美奈子さんなどが巣立っていきました。

ミュージカル好きなら一度は観に行ったことがある、少なくとも気になる作品ではないかと思います。

私は子供の頃「ああ無情」というタイトルのジュブナイル小説を読み、その後はちょっとご無沙汰でしたがミュージカルは観に行きました。あ、みなもと太郎の「レ・ミゼラブル」なんてのもありましたなぁ。

なので、今回の映画も観に行かない訳がありません。香港では封切りされるや見る見るうちに席が埋まっていくので、慌てて前売りを買いに行きました。当日は満席。

例によってネタバレありますが、あらすじは割愛します。こちらのWikipediaの記事が良くまとまっているのでご覧ください。















この映画で一番共感できたのがエボニーヌでした。彼女はテナルディエ夫妻の長女で、あの家でよくもこんなに真っ直ぐに育ったものだと。おそらく、両親の影響もしくは強制されて、盗み、かっぱらい、詐欺などは当たりまえ、騙されるほうが阿呆、位の生活をしてきたのでしょう。体を売ってたかどうかまではわかりませんが、色仕掛けもお手の物だったのではないかと。

それがマリウスの前になると、途端にいじらしい娘になります。マリウスに嫌われたく無い一心でしょうけど、それも上記のような生活が引け目になっているのかもしれません。マリウスがコゼットに一目惚れした時、彼はエボニーヌにコゼットについて、どこに住んでいるのか、名前は、など調べるように頼みます。このシーンで私はマリウスの無神経さにムカっときました。

それでもエボニーヌは言われるままに調べ、コゼットの家までマリウスを連れていき、そして二人が恋に落ちるのを目の当たりにして、「On My Own」を歌います。

エボニーヌはコゼットとマリウスの仲を妨害したり、コゼットに危害を加えることはしませんでした。一度は隠したコゼットからの手紙も、死ぬ間際ではありますがマリウスに渡します。

とブログに何を書こうか考えていて思いついたことがあります。善の象徴=ジャン・バルジャン、無垢の象徴=コゼット、愛の象徴=ファンティーヌ、正義の象徴=ジャベール、理想の象徴=マリウス、戦士の象徴=アンジョラス、悪の象徴=テナルディエとすると、
そのはざまで振り子のように揺れる人間の弱さの象徴がエボニーヌではなかったかと。

でも最後にマリウスを銃弾から守ったエボニーヌは、弱い人ではなかったのです。

「On My Own」は島田歌穂さん、本田美奈子さんら歴代のキャストが素晴らしい歌唱を残してますが、私が思う最高の「On My Own」は花木さち子さんです。


花木さんは都内のシャンソニエと呼ばれる小さなライブスペースを中心に歌っている歌手で、日本にいる時5年ほど追っかけをしてました。私が知る限り、日本で三本の指に入る歌手です(もう一本はクミコさん、残りは保留中)

もしお時間ありましたらシャンソニエまで足を運んで、「On My Own」をリクエストしてみてください。

花木さち子オフィシャルサイト「森の音」
花木さち子 FaceBook


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