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2013年12月25日水曜日

Philips Fidelio X1 Gold Limited Model(開封の儀)

以前のエントリーでPhilips Fidelio X1が欲しいなどと書きましたが、とうとう買ってしまいました。

それも50周年記念のLimited Model。Phile-webでの先日のポタフェス記事でも触れてましたが、香港では発売されています。元々X1は前から試聴していて、音楽用のヘッドフォンを買うならX1と決めていました。ゴールドモデルはネットで見たのか実物を見たのか、こんなのがあるんだ、という程度の認識でした。

用事の次いでに湾仔にある行きつけのショップでX1の値段を聞いたところ、通常品か限定版かと言われたので、どう違うのかと聞いたところ、まずケーブルが違う、音質では中域の暖かさと膨らみが違う、と。

その時は時間がなく在庫と値段だけ確認して帰りました。その後、ネットを検索しましたが、どういう訳だか情報が全くない(^_^;) 確かに買ったという情報は散見されますし実物はあるので販売はしているのでしょうけど、Philipsのサイトにもなく、挙句の果てにサポートにチャットで問い合わせたところ、サポートも情報を持ってないと。。。

どういうこっちゃ(^_^;)

まぁ気を取り直して再度ショップに足を運んで、いつもの兄ちゃんに通常版と限定版と何が違うかを再度確認するも、確かな情報はない様子。いずれにせよ試聴しないと話が進まないので、さっそくAK100+XD-01にフェードイン!

音質についてはバーンインが終わった頃に改めて書きますが、X1の音とはかなり違うと感じました。X1はケーブル脱着式なのですが、同じケーブル同じ音源で比べてみたところ、最初の一小節ではっきり違いを感じました。限定版の方が全域にわたって明瞭で、中鬼木の厚みが増しています。ユニットは同じという話ですが、もしかしたらチューニングが違っているかもしれません。あるいは私の思い込みか。。。

そんなこんなで家に帰り、さて、開封。。。

外箱はこんな感じ。

50周年記念

限定版

中を開けると、百式もしくはナイト・オブ・ゴールド。。

取り出してみた。なるほど、ゴールド。


ケーブルはタイガースカラー

ミニプラグとケーブルクリップ。どこまでもゴールド。

認定書とシリアルナンバー。私のは022番です。どこかで聞いたことのある番号かと思ったら、なんだ、田淵かw

耳の部分はベロアで、これが気持ちいいです。

ケーブル長いよ。。

頭の部分。側圧は強くもなく弱くもなく、ちょうどいいです。重さもさほど感じません。

AK100+XD-01と合体。ちょっとカッコワルイ。。

おまけ。限定版についてくるハイレゾ音源だとか。


 空けるとUSBステックが。

持ってみるとずっしり重いです。通常のおまけグッズは精々4GB、頑張っても8GBで、物もプラスチッキーで安っぽく、ロゴだけ立派なものが多いですが、これは容量は16GBあり、作りもホンマにいいものです(マ・クベか)


以上、開封の儀をお届けしました。音質についてはいずれ書きます。


2013年12月17日火曜日

PCオーディオ

昔、個人のHP作成が始まったころ、そういったアーリーアダプターはPCリテラシーが比較的高かったせいか、自己紹介のページにPC環境が記載されている事が多かったです。かくいう私もそういうページを作っていました。他には車とかバイクの紹介とかもありましたね。

日本にいる時は真空管アンプなどそれなりにオーディオにお金をかけていましたが、香港に移住してからは部屋が狭いことや引っ越しが頻繁にあることから、本格的なオーディオ機器は購入できず、PCで音楽を聴く環境を作ってきました。PCオーディオなんて言葉も無かった頃です。

余談ですが香港はご存知の通り家賃がバカ高く、広くて防音の良い部屋を借りようと思うとべらぼーな額(私の予算的に)になりますので、どうしてもちんまりしたシステムになります。


以下、昔を思い出しつつ簡単にPCとオーディオ関連の構成を記します。


PC本体
 一般的な自作PCです。いまだにC2Dですが、重い動画の変換などをしなければ性能に問題がありません。とはいえ、そろそろファンがヘタって音がうるさくなったりUSBポートの接触不良など細かな不具合が出てきたので、そろそろ替え時かも。なにしろ6年近く、24時間運転で使ってますので。


NAS
 日本を出る時に主だったCDをFlacに変換してCD自体は売っぱらってきたので、この音源ファイルだけは死守しなければなりません。過去にHDDの問題を経験したこともあり、5年位前にNASを購入しました。当時はQNAPを使い1TB*2のRAID1でしたが、これまたファンの調子が悪く時々HDDの温度が50度を超えるようになり、また音もうるさくなったので、今年の夏にSynologyを購入しHDDも3TB*2のRAID1にしました。HDDはWD赤が高かったので東芝製(中身は日立らしいですが)。NASにしたおかげでファイル自体がどうにかなるという事態にはなっていません。このNAS上のフォルダをPCにネットワークマウントしてfoobarで再生しています。動画はDLNA経由でPS3で再生。


ネットワーク、USB
 この辺は音質重視のものが少ない、あっても価格が半端じゃないので、普通のルータと安USBハブに安ケーブルです。余裕があればこの辺もなんとかしたいのですが。。。ルータおよびネットワークスイッチはギガビット対応で、PC、PS3とも1GB接続です。タブレットで動画や音楽を再生する場合はWi-Fi接続してDLNA経由です。


USB音源、スピーカ
 日本にいる時からPC本体のサウンド機能はオミットしてUSB音源を使っていました。それらは友人に譲ってきたので、香港に来た時にM-AudioのUSB音源とスピーカを購入。これらは元々はDTMまたはスタジオ録音用の機材で、ASIOをサポートしていました。
 その後スピーカがイカレタのでBoseのCompanion2をMixi経由で市価の半額で譲って頂きました。その後USB音源にもホワイトノイズが乗るようになり、折しも引っ越しの時にかBoseも片方から音がでなくなったので(元々Boseの音は好みではありませんでしたし)、AK100をUSB DACとし、ヘッドホンを使うことにしました。ヘッドホンはゼンハイザーのHD449とオーテクのATH-ANC9を持っています。オーテクは旅行で飛行機に乗る時のために買ったのですが、ノイズキャンセリングが思いの外自宅でも効果があるので、専らこちらを使用しています。PS3で動画再生する場合もAK100を光ケーブルでPS3に接続しています。


再生ソフト
 PCで音楽再生時にはWASAPI対応させたfoobar2000を使っています。ネットワークマウントしたNAS上のファイルですが、遅延などの問題は出ていません。foobar2000は携帯で操作できるクライアントソフトがあり、ベッドで寝転んで聴いている時などは地味に便利です。JRiverも試しましたが、タグよりフォルダ単位で再生したいのでfoobarの方が私には合ってます。Autolyricで歌詞表示するとカラオケの練習もできますw このソフトは中国製なのかC-POPの歌詞が豊富で、しかも簡体字繁体字をワンタッチで切り替えられるという便利機能付き。誰得?と思ったけど俺得でしたw

画面構成も若干カスタマイズしました。



リッピングソフト
 以前はEACでリッピングした後Mp3tagでタグは手打ちしていました。なぜかというと、最近は主にC-POPを中心に聴いているのですが、EACで使用しているFreeDBには殆ど情報が無かったためです。
 もっといいCDDB、できればGracenoteが使えるソフトは無いかと探したところ、SONYのMedia Goを見つけて試してみました。かなりマニアックなCDのトラック情報やアルバムアートを取得できるので便利です。中国語テキストのCD情報まであるのには驚きました。変換もそこそこ速く、今はこちらを使っています。
(iTunesもCDDBはGracenoteですが、iTunesは嫌いなので使いませんw)

バックアップ
 RAIDとはいえバックアップは必要です。RAIDはMTBF(平均故障間隔)やMTTR(平均修理時間)を改善するためのもので、データの保全を保証するものではありません。
 とはいえ、3TB(PC内蔵も含めればそれ以上)のバックアップは個人レベルでは価格面で難しく、クラウドストレージも検討しましたが音楽ファイルだけでも200GB近くありますので、容量と転送速度から断念。
 結局、AK100に64GBのmSDを2枚挿しして本体内蔵32GBと併せて160GBとし、ここに詰め込めるだけ詰め込んで暫定的なバックアップとしています。音楽ファイルはCDからのリッピングとネットで購入したハイレゾと併せてどこまで増えるかわからないので160GBでも全然足りず、必要なものを随時入れ替えています。実際、ある程度空きがないとAK100が動作不安定になる可能性があるので、フルに使う訳にもいきませんし。複数のmSDを持ち歩くことも可能ですが、外で入れ替える時に絶対落としますw
 その他、緊急避難措置としてGoogle Musicにもアップロードしています。これはまだベータ版で招待制だった頃に裏ワザを使ってアカウントを作成しました。今のところ容量無制限で無料。音質はストリーミング再生用に変換されますので劣化しますし、S-JISのタグが文字化けしたりしますが、ジムでトレーニング中に携帯で聴いたりするには便利です。使用開始した際、5000曲アップロードするに4日位かかりましたw
 Google Driveが容量の割には安いので、必要があればこちらを追加購入してもよいかなとは思っています。他の大容量を謳う新興クラウドストレージはいつまで続くか不安ですし。


今週末に引っ越しますので、部屋の環境は若干改善される見込みです。ただ、予算には限りがあるので、どれだけオーディオに振り向けられるか。。。欲しいものは無限にありますしね。

浜の真砂は尽きるとも世に物欲のネタは尽きまじ。


2013年11月10日日曜日

少女時代 2013 Girls' Generation World Tour Girls and Peace in Hong Kong


少女時代のライブに行ってきました。以下、”いい年して。。。”は禁止。

少女時代は2012年1月にも香港ライブを行っており、それから約1年10ヶ月後の2回目ということになります。会場は前回と同じく亜州国際博覧館 ASIAWORLD-EXPO ARENAです。

チケットが高かった。。。S席でHK$1680ですので、周りを誘おうにもおいそれと声をかけられません。というか周囲にそこまで少女時代にお金かける阿呆がいなかっただけですが。

前回もそうでしたが、日本とその他のアジアでのライブを終えたあとに香港に来るので、構成は大体似ています。今回はGirls and Peaceなので、同名のアルバムとI Got A Boyからの楽曲を中心にした構成でした。

前回と大きく違うのが観客がノリノリで、曲中の合いの手(メンバーの名前を叫ぶ、歌詞の一部を一緒に歌う、など)が絶妙で、みんな勉強してきたなーとw

Geeの中で「バボ!」という部分がありますが、全員で「バボ!」
お前らバボ(バカ)だろ?って思いました。私も全力で叫んでましたがw



香港のライブは写真撮影が出来ます。厳密に言うと禁止なのですが、写真で咎められたことはありません。動画は係員がすっ飛んできますが。

前回のエントリでデジカメを買うとか書いてましたが、この先お金が必要になるような予感があり、断念しました。なので古いカメラを持っていきました。
今回は席もあまり良くない(ステージとの距離が大きい)ので、写真はあまり撮らずにライブを楽しもうと思いましたが、いざ始まってみると撮ってしまいます。

しかし、カメラのモード設定を大失敗して、殆どまともに撮れていませんでした。。
かろうじて残ったのが以下の三枚。




最近はテヨンやジェシカが金髪を止め、ソニもショートの金髪から髪を伸ばしているので、全体的に若返った感じです。どうもテヨンの金髪は違和感あったので、これは個人的に嬉しい変化。ソニもメンバー中一番の童顔なんですが、金髪ショートだとなんだか大阪のおばちゃんみたいな感じで、これも違和感ありました。
彼女らももう子供ではないので、若々しいことがウリになるようではよろしくないとは思います。

全体的に、前述のように会場がノリノリだったので、雰囲気はよく、楽しめました。残念ながら各メンバーのソロはありませんでした。
ああそうだ、MCは基本韓国語で逐次広東語の通訳が流れるのですが、所々普通話で挨拶してました。まぁ広東語は難しいですからね。

最後に苦情を幾つか。。
PAのせいなのかわかりませんが、テヨンとジェシカの声が出ていませんでした。この二人がメインボーカルなので、歌はちょっとさびしいことになってしまいました。最後がTTSのTwinkleでしたが、ティパニは頑張っていたものの、声の出ない時にこの曲は無理です。



最近の少女時代の楽曲は、MVを観てるとセットも凝っているし振り付けもかなり複雑になっています。その分、MVでは映えて見えても、ライブだとちょっとむずかしいのはないかな、という気もしました。私だけの感覚かもしれませんが、最新曲より古い曲のほうが歓声が大きい気がしました。

さーて、今後はどういう路線で行くのでしょうか。正直最近は幾分熱が冷めてきたので、再着火するほどのパフォーマンスを期待します。

2013年10月1日火曜日

その後のAK100(IE800+XD-01)

先日購入したAK100ですが、現在もフル稼働しております。外でももちろん、自宅で真剣に音楽を聴きたいときにも使用しており、早く寝なきゃならない時に限って興が乗ってくる始末で寝不足です。

さて。最近AK100関連の環境が大きく変わりましたので記しておきます。例によってだらだらと長いです。

AK100自体及びそれと同時に購入したイヤフォン DENON AH-C400ですが、購入直後のプラセボが切れてくると幾つか不満も出てきました。特にAK120やRWAK100が出てから盛んに言われるようになった、低音の弱さと出力インピーダンスの高さ。AH-C400はよくも悪くもDENONらしい音で、低音がやや弱い。試聴した時は適度な締りと思ったのですが、自宅でじっくり聴いてみるとカマボコ型で、それも下の方の落ち込みが激しく、逆に中音部はぐっと盛り上がっているため、女性ボーカルなどがツボにはまると実に魅力的な音になります。言葉は悪いですがそれで誤魔化された感じ。

AK100の「低音の弱さと出力インピーダンスの高さ」は、手のひら返したような各種レビュー記事に踊らされた気がしないでもないですが、改善策を行きつけのショップで相談してみたところ、アンプを入れるかイヤフォンを変えるか。イヤフォン変えるなら中途半端なことをしないでハイエンドを聴いてみろと言われて出てきたのがゼンハイザーのIE800。このショップ、良く言えば私の好みを把握している、悪く言えば擽りどころを心得ていてまんまと買う気にさせます。一度良い音を聴いてしまえば後戻りできないのがオーディオ荊棘道。その場で大枚叩いて買ってしまいました。それでも市場価格よりは随分安くしてもらいましたが。

IE800の音はAH-C400とは縦にも横(音場)にも上下(音域)にも別次元で、AK100の良好なSN比と相まって量感のある綺麗な音を鳴らしてくれます。音の重心がぐっと下がり、キラキラときらびやかな音ではなく、いぶし銀的な、地味な中に時々見せるセクシーさがたまりません。特にゾクゾクくるのが低く地を這うようなコントラバスやギターの音。弦の振動が目に見えるようです。

逆にIE800の弱点といえば、下が豊かなのに対してわずかに上が頭打ちになる感じ。それでもAH-C400とは高尾山と富士山位の違いがありますが。また、これは音質面ではないのですが、ケーブルが中途半端に短く、延長やリケーブルもできない。更にY字型の部分も短く、所謂SHURE掛けが難しい。ネットでは出来ないという声が多く聞かれますが、私の場合はギリギリセーフ。それでもちょっとでも捻れているとチョーク!です。タッチノイズがそこそこにあるので、SHURE掛けできないと移動中の使用はかなり厳しいです。


そんなこんなでIE800のバーンインも終わり、全体的にこなれてきたところで、以前から懸案だったアンプが気になります。もうとどまる所を知りません。だれか止めて~~~!(いや、止めないで)。
ポータブルアンプについては、AK100はiPhoneのようなデジタル接続ができませんが、光出力があります。光入力のあるアンプは数少ないながらも幾つかあるようです。その中で気になっていたのがxDuooというメーカーのXD-01というモデル。AK100の光接続はイヤフォン端子と共有しているため丸型です。対して一般的な光端子は角型で、AK100で光接続するためには丸-角というコネクタ形状で、かつ短いものが必要になります。XD-01はそのケーブルを標準でパッケージに含み、かつボディサイズもAK100にぴったりという、正にAK100とペアで使うことを前提にした(としか思えない)製品です。値段もそこそこ手軽です(その分、ハイエンドという訳ではないですが)。オペアンプがAK100と同じというのもマッチングの良さの一因になっているようです。正直オペアンプについては今まで意識したことがないので全く聞き分けができませんが。。

探してみると旺角のJabenというショップが扱っているようなので突撃します。安ホテルの中に店を構えていて、外には看板もなく、こんな知らなければ絶対に入りません。エレベーターホールでようやく看板を見つけます。

サイトの写真は縦横の縮尺が狂ってるけど大丈夫かいなこの店。。と思いつつ入ると、中級からハイエンド系のヘッドフォン、イヤフォン、アンプが並んでいました。アンプやDACもポータブルから据え置き型まで多種多様。
そこでXD-01を出してもらって試聴。実はIE800を買った勢いで一度試聴したのですが、バーンインが終わったらもう一度聴きに来ようと思っていたのでした。

予想通り、下は圧倒的な勢いで音が流れてきます。言うなれば、標準のハイ出しロー受けの状態では音の出口に腰壁位の高さの防壁があったのが、IE800にしたらそれが低くなり、XD-01により完全に撤廃されたような感じです。
反面、中高音の繊細さが低音により奪われたか?と思うこともあり、チェンバロなどを聴く時は敢えてXD-01を外すなどもアリかもしれません。また、全ての音に部妙にエコーがかかったように感じられて、これは初期の状態でバーンインが終われば無くなるのか、私の聴き間違いか、このアンプの特性なのか、まだ判断できません。但し、こういう軽い演出の入った音も、年をとるとこれはこれでいいのでは、と思ってます。モニター系の音は最近しんどくて。。。

といいつつ、購入。

これだけの環境が揃うと、聞き慣れた筈のアルバムが別物に聞こえます。あれ?こんな所でこんな音が?とか、うわ、こんなに音が重層構造で分厚かったのか!とか新しい発見が多々あり、あれこれひっくり返して聴きまくってます。CD購入熱も復活してHMVをごそごそと。

ああ、そうそう。私だけかもしれませんが、どうも打ち込み系の音とはすこぶる相性が悪いようです。少女時代(照)など聞いていると、音のバックボーンが感じられず、ぺらぺらのスカスカに聞こえます。あれだけヘビーローテーション(*)で聞いてた彼女らの曲を全く聴かなくなりました。いや、単に飽きたか、最近の楽曲がイマイチ気に入らないせいかも。でも11月の香港公演は行くんですけどねっw

まとめますと、XD-01の特徴は
・光/同軸/アナログの三系統の入力
・USB DAC機能
・アップサンプリング(USBでは24/96, 光/同軸では24/192まで)
・ゲイン切り替えにより+6dbの出力アップ
・USB経由で他機種を充電可能
・光ケーブル及びラバーバンド(2本)同梱
・長時間稼働(60時間というショップ店員の談。マジ?)
・AK100にぴったりのサイズ
てなところでしょうか。

逆にちょっと困るのは
・ボリュームが無断階でロック機能がないため、ちょっとした弾みで動いてしまう
・ボリュームの動きと音量の変化が線形でなく、少しでも動くと大きく音量が変化する
・光ケーブルとボリュームの位置が反対側なので、どっちを上にしても収納に困る

 全体的に小さいです。

 どっちが前かわかりませんがケーブルコネクタ側。左に光コネクタ(角型)、右に同軸、真ん中にマイクロUSBがあります。SRCをONにするとアップサンプリング。Chargeについては後述。

 ボリューム側。左端がイヤフォンジャック、真ん中がアナログ端子、右がスイッチ兼ボリュームダイヤル。青のLEDはスイッチが入ると点灯しますが、エネルギーが切れると点滅するカラータイマーでもあります。GAINのスイッチは+6dbのスクランブルブースト機能(ちょっと違う)


AK100並べてみます。あらぴったり。


合体します。大きさはいいんですが、ケーブルが物々しくてまるでザクのようです。ケーブルもバンドも同梱されているので、箱を開けたらすぐに使えます。充電も数時間分はされています。ちなみにバンドはxDuooのロゴ入りで黒と青の2本が入ってます。

充電中は赤いランプが2個点灯します。 

充電に際しての注意点は、上のChargeのディップスイッチをON(OFFの反対側)にすることです。これがOFFだと赤のランプは1個だけ点灯し充電できません。
最初これの意味がわからず、青のカラータイマーが点滅したまま音がでなくなり、慌ててショップに問い合わせました。なんでもこのCharge OFFはPC接続中に充電されるのを避けるためとか。そんなんで音質が劣化するんですかねぇ。一緒に充電してくれるなら手間が省けていいじゃんと思ってしまう私は、修行が足りないようです。

で、ケースについてはカメラ屋をいくつか廻って、とりあえずレンズバッグを買ってきました。ボリューム側を上にして入れるので、必然的にケーブルが下になります。ちょっと不安。かといってケーブルを上にするとボリューム操作する度に中身を取り出すことになりますし。

入れてみました。National Geographicのロゴがシブいべ?。

キャンパス地が結構分厚いですが、耐ショック防御を考えるとしかたないところ。そもそもレンズバッグですから(忘れちゃいけない)。

買った帰りに早速腰に下げてきました。ケーブルの長さも問題なく、持ち運ぶという意味では良いのですが、腰の辺りにこういう突起物があることに慣れてないため、最初は意識しておかないとぶつけたり人の合間をすり抜ける時に引っかかったりしそうです。それに、やはり仕事の時は使えない。。。

まぁここまで高額なものを毎日外に持ち歩くのも何かあった時のダメージが大きいので、外用と内用に機器を分けるのがいいのかもしれません。

自宅用のヘッドフォンとしてはPHILIPS Fidelio X1を候補にしています。日本ではつい最近発売になりましたが、香港では1,2年前から既に出ていて、何度か試聴しました。個人的にはゼンハイザーのHD800より好みです。値段は半分ですが。

ショップでX1はXD-01で鳴らせるかと聞いたら「It can drive!」と即答。上記のゲインを切り替えて+6dbのブーストをかますと十分な出力で鳴らしてくれました。IE800と比較すると上が圧倒的に伸びていて、下がちょっとさびしいかも?と言うと、バーンインが終われば下も十分に出るよ、とのこと。
あまり長時間試聴すると一緒に買いそうになるので、そそくさと打ち切り。

実は据え置き型DACとスピーカも検討していたのですが、7月末に引っ越した部屋が狭く、それらを置くスペースがありません。そもそも大音量で鳴らせる環境でもないので、AK100やXD-01をPCまたはPS3とつなげてヘッドフォンを使えば当面は十分かな、と思い始めました。

最後に一言。試聴の後、ショップの店員に「確かに変わるんだけど、何が本来の音かわからなくなるね」と言ったら、「結果的に自分の好みになるならそれが正解なんだよ」と。


当分寝不足が続きそうです。。。(散財も!)


(*)ちなみに私の推しメンは秋元才加です。って卒業直前に彼女の事を知ったので時既に遅し。。

2013年5月14日火曜日

続 PS3+Ak100で高音質化

先日のエントリに書いたPS3とAK100ですが、なんとか設定が決まったようなので書いておきます。

AK100側は特別な設定は不要です。光ケーブルを繋ぐと、光を使うか普通にプレーヤとして使うかを聞いてきますので、光を選択するだけです。

で、PS3側ですが、設定は以下の通り。

<音声設定>
光デジタル→出力周波数→176.4kHzのチェックを外す
※チェックを外し忘れると猛烈なノイズが出るので要注意!(AK100を使用する場合のみ)

これで前述の通りPS3(HDMI)→モニタのHDMI→モニタのヘッドフォン出力→スピーカ などというせっかくのデジタル出力を台無しにするアホな接続をしなくてすみ、PS3から88.2kHzでデジタル出力が行われる(筈)です。

PS3はCDや音楽ファイルをアップサンプリングする機能があるので、それを設定します。

<ミュージック設定>
出力周波数→44.1/88.2/176.4kHz
ビットマッピング→タイプ3

ただし、もう1つ問題があって、AK100で光デジタル入力を使っていると設定した時間で自動的に電源が落ちます。突然音が途切れたので最初はバッテリが切れたのか、はたまたハングアップかと焦りました。
たしかにプレーヤとしては使ってませんが、使用中ではあるので電源断はやめて頂きたいです。


さっそくヘッドフォン(ゼンハイザーHD449)でBDを再生してみると、今まで埋もれてた背景の音(モブやかすかな街のざわめきなど)が聞こえてきて臨場感マシマシ。人の声もより肉声に近くなったように思います。
微妙な変化なんですが、結構これがBD鑑賞してて楽しくて、またぞろ手持ちのディスクをあれこれ漁っています。

チャン・ツィイー章子怡のLovers十面埋伏とか
いろいろ言われてますけど、やはりこの人すごい役者ですよ。このシーンのために6ヶ月トレーニングしたという話をどこかで読みました(うろ覚え)


Fame(2009年リメーク)とか
Kherington Payneさん。美人かつダンスが目茶上手い。



アントニオ・バンデラスのThe Legend of Zorroとか
ある意味主役より活躍するトルネード君

フルにデジタルを活かすなら、PS3(HDMI)→AVアンプのHDMI入力では192kHzで出力され、最高の音になる筈です。PS3の光デジタル+AK100の組み合わせではMAX 88.2kHzまでです。また、SACD再生時は著作権保護のため44.1kHzに変換されます。SACDはPCMとは別の変調方式なので単純にサンプリングレートだけでは比較できませんが、CDと同じレートになってしまうので、実質的にも気分的に大幅にデグレードですw DSDディスクを作れば光デジタルで176.4kHz出力ができるようです。


PS4はどうかと調べてみたら、SACDはおろかCDの再生もできないようですね。メディアプレーヤではなく完全にゲーム機になる様子。確かにPS3登場時はBDプレーヤの数が少なく価格も高かったので、ゲームはしなくてもPS3を買ったほうがお得感がありました。そういう意味でSONY内部でパイの奪い合いになったかもしれません。私はPS3二代目でSACD再生およびPS2エミュレーションが無くなるときいて、初代機をプレミア付きを承知で購入したのでした。


2013年5月11日土曜日

イヤフォン DENON AH-C400 大地に立つ!(え

AK100購入時にイヤフォンも新調しました。ってプレーヤと一緒に無くしたので仕方ないのですが。買ったのはDENONのAH-C400です。

香港の湾仔という所に電脳城があります。他にも数箇所あるのですが、ここはオーディオ系の店が多いのが特徴。ハイエンド、とまでは行きませんが、PCオーディオ関連に特化した店がいくつかと、ヘッドフォン・イヤフォン専門店もあります。

その中のLet'sGoというショップは、最近私の行きつけの店になりました。ここは店長らしきおじさんとセカンドのお兄ちゃん、末っ子wのあんちゃんという店員構成ですが、まず全員が英語を流暢に話すので会話に困らないという点が一つ。そして試聴機が豊富です。頼めばほぼ全ての試聴ができると思います。何よりも大事なのは、こちらの言わんとしている音色、音像といったものを理解してくれて、それに見合ったものを出してくる、という点です。英語などの言語の問題も重要ですが、自分の欲しい音のイメージを伝える言葉が通じるというのは、日本人同士でもなかなか難しい。

今回はプレーヤとイヤフォンを無くしたことを告げ、とりあえずAK100の試聴をお願いしました。イヤフォンはどうする?と聞かれたので、評価基準としてそれまで使ってたKlipsch Image S4 をお願いするとさくっと出て来ました。

最初に、予算はHK$1000-1500位、できればダイナミック型、音次第ではBAでもいい、と告げておきます。ダイナミック型はS4がそうだったからで、音の響き方が気に入ってました。S4以前はオーテクのCK10→SONY EX600でした。BAの計算ずくの音よりも多少粗っぽくてもいいから音色を優先したくてダイナミック型にした経緯があります。EX600も不幸な事故で紛失したので、その次は若干値段が下がってS4を使ってました。

今回はKlipsch X10、Shure ES315(確か)、ゼンハイザーなどを試しました。ショップの末っ子いわく、この価格帯だとちょうどいいダイナミック型が無いとのこと。確かにKlipschもS4より上のグレードはみなBAになってます。ゼンハイザーのダイナミック型はIE80とか800など、予算を完全に超過。他にもビクターとかUEとかも試しましたが、どうにもしっくりこない。

最近のトレンドの低音強化型は論外。私の持論では低音は出れば出るほど制動を効かせるべきで、低音がどすどすと目立つのは下品です。また、人の声にしろ弦やホーンにしろ、単品の音は勿論、ハーモニーだからと全てごっちゃにならず、しかもバラバラではない。サ行の刺さりも気になるところです。CK10はこれが痛かった。原音に忠実なモニタータイプもは年取って聴き疲れするようになったので、音楽的な響きがするのが最近は好みです。

そんなこんなで、予め試聴に使うflacファイルをSDカードに入れて持参したので、それをAK100に入れて取っ替え引っ替え、約1時間。


最終候補に残ったのは、X10とDENONのAH-C400でした。C400は全く予備知識がなく、ショップのほうが私があまりに決まらないというか片っ端から首を横に振るので、予算超過なれど出してきたものです。

結論としては、大当たりでした。一言で言うと、いかにもDENONな音です。低音から高音まで綺麗に出ますが、下のほうはボリューム不足という人も多いでしょう。でも私にはそれがいい。低音が出てない訳ではなく、音の土台としてしっかり出てますが、それを主張しないというだけ。高音部はソプラノ、バイオリンとも綺麗に伸びます。伸びるだけではなく、消え際も綺麗で、前にも書いた黒いキャンパスに金色の光がすっと吸い込まれていく感じ。
X10とくらべてみると、サ行のささりが少なく、これが決定打になりました。デザインとかはあまり気にしません。ケーブルのタッチノイズが多いと思ってたのですが、横着せず耳掛け(所謂Shure掛け)をしたら全く聞こえなくなったので、当初の予算を大幅に超過しましたが、決定。

カウンターで長男の兄ちゃんが苦笑いしてるのを見逃しませんでした。なんだよ、予算関係ないじゃん、って言われてたのではないでしょうか。。。くくく。


結局、AK100とC400で併せて$7200と言われましたが、ここで黙って引き下がっていると中華圏では生きていけませんw 当然、7000に値切りますが、末っ子の兄ちゃんが原価表を確認して店長に相談。店長も渋い顔をしながら7100でどう?と言うので、そこで手打ちにしました。最近は円安なので日本で売ってるものは物はネット経由で買って、tenso.comなどを使って香港に送ったほうが安いかもしれませんが、今回は待ちきれなかったので。。。

C400は他のレビューサイトやブログではあまりいい評価をされていませんが、アコースティックギター、バイオリン、女性ボーカルが好きな人にはお勧めだと思います。低音をどすどす効かせながらハードロックを聞きたい人には合わないと思います。いいとか悪いとかではなく、好みの問題でしょう。

2013年5月9日木曜日

ちょっと奥さん、聞きました?AK120ですって!

てゆーか、ふざけんじゃないわよ!って思いますた。

えいっ!ねこぱんち!

Astell&Kernから新DAP「AK120」 - デュアルDAC搭載、音質・機能がさらに向上

前のエントリでこんな事を書いた私がアホのようです。。

AK100はおそらくパイロット的な製品で、この値段でどれだけ売れるか開発元も手探りでやっているような気がします。幸いにもそれなりに売れて評判が良いようなので、次期種もあるかもしれません。その時は上記の対応がなされていることを期待します。

まぁ各種不満点が解消され、音質も大幅アップとはいえ、値段がAK100の倍以上というのは果たして売れるのでしょうか?この値段でもそこそこ売れてしまうのが日本の怖いところではあります。

速攻レビューはこちらに。
iriver AK120登場! デモ機レビュー

うう、やはり欲しいw

今日は別のレビューを書こうと原稿の用意もしていたのですが、ちょっとくじけました。
シャワー浴びて寝ます。。

AK100可愛いよAK100.....

2013年5月8日水曜日

続 AK100(不満点もあるでよ)

AK100を使って約一週間経ちました。通勤時間はもちろん、会社の昼休み中、帰宅後、就寝時に聴きまくってます。就寝時は眠る前の気分転換でちょっとだけ。。と思いつつ、結局(夢うつつで)アルバム1枚聴いてしまったりして、毎日眠いですw

右の写真では革のカバーを買って使ってます。なにしろ安いものではないので、落として壊したりすると。。((((;゚Д゚))))

音質には大変満足しています。特に気に入っているのが、前にも書いたホワイトノイズ(バックグラウンドノイズ)の無さで、音の立ち上がりもさることながら、ピアノの最後の音がずんっと沈んでいく、あるいはバイオリンのか細い最後の1弦が消えていく辺りが、音楽の余韻を感じられて素晴らしい。演奏者にしても最後の1音は細心の注意を払っているでしょうから、きっちり聞きとってあげたい所でもあります。また、女性ボーカルやギターの艶めかしさはぞくぞく来ます。

とはいえ、いくつか改善して欲しい面もあります。

<ギャップレス再生>
すでにいろんなサイトでも言われていますが、クラシックなどで曲がファイルを跨って連続している場合、曲間で無音時間が生じます。しかもこれが結構長い。あまり重視はしていませんが、対応してくれれば有難いですね。でも難しそう、という記事もあります。

<スクロールスピード>
スマホでGalaxy S2とかXperia Zなど、その時々でのハイエンドを使ってきた身としては、このスクロール速度はちょっと不満。出だしはまずまずですが、すぐに止まってしまい、そこから更にスクロールするとひっかかります。フォルダやファイルの数にもよるかもしれません。

<ファイルアクセス速度>
私はファイルにタグは打ちますが、再生時にはフォルダ単位で行います。なので、メニューからフォルダを選んでほじって行くわけですが、これが結構遅い。フォルダ配下のファイル一覧が開くまで2~3秒かかります。MicroSDはSunDiskの64GB(Class10)ですので、速度的には問題ない筈。ただをFAT32で再フォーマットしてますので、フォルダ・ファイルの数と同時にそれも関係してるのでしょうか?

<電源オフ→オン後の動作>
前述のようにフォルダ単位で再生していて、電源オフ→オンと復帰した後に最後のフォルダで再生していたこと、その位置を記憶せず、メニュートップに戻ってしまいます(再生は問題ないですが)。フォルダで再生したら、電源オン後にメニューを開いた時にはそのフォルダ画面になってほしいです。
ちょっとわかりにくいですね。フォルダで再生していて、一旦電源を切る→電源オン→再生画面でメニュー画面を開く→初画面→スクロール→フォルダメニュー→ずずーーーっとスクロールして聞きたい曲のフォルダにたどり着く→フォルダを開く→曲を選択 という流れになります。いちいち初画面まで戻らなければ、そのフォルダから上位に移って違うところに行けばいいだけなのに。フォルダの数が結構多いし、良く聴く曲はフォルダ名が漢字なので下の方に表示され、上記のスクロールの不満と相まってそこまでたどり着くのが結構ストレスです。

<光入力時>
受け取っているサンプリングレートを表示してほしいです。また、176.4kHzに対応してほしいです。

<DSD再生>
今時点ではさほど重視はしていませんが、出来たらいいなぁとは思います。ただ、使用しているチップの関係で無理、という話も聞きます。ソフトウェアエンコードで対応可能かもしれませんが、そうなるとCPU負荷とか電池の持ちも気になりますね。

<タグの認識>
これはiriver製品に共通した事なのか、タグの認識が甘いというかセンシティブです。まず、unicode以外のタグは文字化けします。Mp3Tagなどで上書きすれば大抵は正しく表示されますが、それでもダメな時があります。他のプレーヤでは問題ないので、AK100の問題だと思うのですが。。まぁMP3やflacのタグ解釈もソフトによって違うことがあるので、私の環境の問題かもしれません。と思ったら、同じ感想を書いているサイトがありましたので、やはりAK100(もしかしてiriver)の問題かも。

ちなみにEACでリッピング、flacファイル作成→Mp3Tagでタグつけしてます。C-POPはEACのCDDBにはまずデータがありませんし、あっても文字化けする事が多いので、タグは手打ち(またはウェブからコピペ)してます。これが結構面倒くさいw

<音質>
音質については殆ど不満は無いですが、強いていえば左右の広がりはあるけど上下もしくは奥行きがもう少しあればな、とは思います。まぁイヤフォンで聴いてる限り、立体感を期待するのも無理がありますが。

なんかちまちま書きましたが、殆どが使い勝手に関することです。音さえ良ければ後はさほど問題ではありません。素晴らしい機能のDAPでも、音が悪ければクソの役にもたちません。

AK100はおそらくパイロット的な製品で、この値段でどれだけ売れるか開発元も手探りでやっているような気がします。幸いにもそれなりに売れて評判が良いようなので、次期種もあるかもしれません。その時は上記の対応がなされていることを期待します。

2013年5月5日日曜日

PS3 +AK100で高音質化!のはずが。。。

私の部屋にはPS3があります。購入した目的はBDとDNLA鯖にいれたメデイアの再生です。

が、昔からですが手持ちの機器でやりくりしようとするため、接続に制限があったり、複雑怪奇になったり、特殊な仕様でないと使えなかったりと、余計な苦労をします。現在はPC用モニターのHDMI入力にPS3をつないでいますが、以下のような状況です。

特に音周りが無理のある接続になってます。実はBoseのスピーカは実はあまり好きではありません。室内で音楽を聴くというより、ライブで使うような音で、しかも低音をブーストしすぎ。なのになぜ使っているかというと、そこそこの値段でそこそこの音がでて(好き嫌いは別にして)、入力が2系統ある、というのは当時調べた範囲ではこれしかありませんでした。しかも、ちょうどmixiの「香港deフリマ」というコミュでこれが売りに出ていて、交渉の結果、市価の半額で売ってただけることになりました。

ただ、やはり上記のモニタースピーカの部分(点線部)でどうしても劣化があるのと、Boseのズムズムした音が好きになれません。しかも安いサービスアパートなので周りに音が漏れるためもっぱらヘッドフォンで聞いていますが、そこでもBoseを通さなければなりません。

そんな折、先日買ったAK100の光入出力で何かできないかと考えていたところ、PS3には光出力があり、HDMIと同時出力ができることに気が付きました。

ってことは、PS3とAK100を光でつなげて、そこにヘッドフォン繋げばいいじゃん!と閃いた訳です。

接続はこんな感じになるはず。


相変わらず複雑怪奇ですが(汗)

光ケーブルとPS3用のAVケーブルが必要ですが、AVケーブルはおまけなので後回しにして、光ケーブルを探しに行きます。注意点としては、PS3側が角型プラグ、AK100側が丸型プラグなので、そういうケーブルを購入するか、変換プラグが必要。
苦労するかと思いきや、自宅近くであっさり見つかりましたw

更にもう一つ。私のPS3は初代機です。これが何を意味するか。そう、PS2エミュレーションの他、SACDの再生までできてしまいます。

てことは、SACDをデジタル出力したらハイレゾ再生できるんじゃん?いいじゃんいいじゃん!

早速過去に1枚だけ買ったハイブリッドCD(通常のCD部分とSACD部分が別レイヤーに記録されているディスク)を発掘し、PS3にセット!
音声設定を光出力に変更し、サンプリングをMAXの176.4kHzまであげます。

と、ここでふと嫌なヨカーン。。

AK100につなげっぱなしのイヤフォンで聴いてみたら、ちゃんといい音でなってます。確かにCDより確実にダイナミックレンジは広がり、細かい音までちゃんと拾えています。

ところが。。。

いろいろ調べてみると、下記の点で整合性が取れなくなってきました。

・PS3のSACD出力のサンプリングレートは44.1kHz固定
・CD再生の場合はアップサンプリングして176.4kHzで出力可能
・AK100のj光入力は44.1~192kHzまで対応しているが、176.4kHzのみ非対応(!)
・176.4kHzの設定でCD再生してもちゃんと聴こえる
・PS3でアップサンプリングしたCDと、同じCDからflac化した音源をAK100で再生して比べると、明らかにAK100のほうが音質が良い

という訳で、SACD(DSD)をPCM24bit/192kHzで出力してSACDをうはうは楽しんじゃおうという目論見はあえなく瓦解。。。(;´Д`)

176.4kHzの設定でCD再生して聴こえる件は謎。AK100には光入力の内容を表示する機能は無いので、実際どのサンプリングレートで受けているのかわかりません。再生開始時に176.4kHzまで対応しているかチェックして、未対応の場合にレートを落とす、という頭の良いことをしているのでしょうか。。

結局、こんな事をゴニョゴニョやるよりも、SACDが再生できるユニバーサルプレーヤーとハイレゾ対応のアンプがあればすっきりする訳ですが、そうなるとそれなりのスピーカ(もしくはヘッドフォン)と、なによりも部屋自体の容積や作りにも関わってきますので、エライコッチャになってしまいます。

SACD(DSD)から強制的にPCM44.1kHzにダウンコンバートされてもそこそこ音が良いのであれば、本格的にDSD対応も考えるべきかもしれません。E-OnkyoなどではDSD音源の販売もしていますし、香港でSACDを扱うCDショップがいくつかあります。

ま、その前に先立つモノが。。。

AK100 がやってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!

ご無沙汰しております。。。

先日、音楽プレーヤを無くしました( TДT) わざわざ音楽プレーヤと書くのは、MP3(専用)プレーヤでもないし、林檎のマークの会社の製品でもないからです。

無くしたプレーヤ(以下DAP(Digital Audio Player)はCowon J3というモデルです。これは内蔵32GBに加えMicroSDカードが使用でき、かつflac音源をサポートしています。flacについては最近とみに目にすることが多くなりましたが、要するに「ファイルサイズは圧縮するが音質はCDと同等」の音源ファイルです。

その昔、もう10年位前でしょうか、同じくCowonにM3というDAPがあり、HDDを内蔵して当時としては画期的な32GBという大容量、かつファームのバージョンアップによりflacをサポートというもので、私はこれを2台使っていました。その時の名残で保有する音源はほぼ全てがflacであり、flacをサポートしないDAPは論外でした。

J3もかれこれ2台使いましたが、新しく買い直すにもそもそも市場にストックがなく、今更探しまくって買うのもなぁ、と次機種をどうすべぇかと考えていました。

いろいろ調べてみて、以前視聴したSONY Walkman Z系列やF系列も考慮に入れつつ、やはり気になっていたのは、ハイレゾ対応で話題の「Astel & Kern AK100」でした。何しろハイエンド大好きな私のこと、聴いたら決まりだよなと思いつつ、湾仔にある行きつけのヘッドフォン/イヤフォン専門店へ。。。店に入って高額商品の置いてあるケースの中をみたらしっかり展示されていて、視聴できるかと聞いたら勿論!と。

で、まぁ細かい事は省きますが、案の定、聴いたら最後決めてしまいました。


機能や音質については様々なAV系専門サイトやユーザレビューがありますので、その辺を参考にしてください。AV Watchのレビューは大体私の感覚に近いです。

。。と、それだけはブログの意味がないので簡単に。


Astel & Kern AK100は、ハイレゾ音源と言われるCDを凌駕する音質の音源をサポートすることを最大の売りにしたDAPです。音質を追求するため、基本システムはAndroidを使用せずLinuxを独自にカスタマイズした専用OSで、Wi-Fiもありませんしアプリの追加もできません。それどころか動画再生もできず、完全に音楽に特化した今では化石とも言える単機能DAPです。

そういう尖った仕様のためか音質重視の層には訴求力があるようで、DAPとしては高額なのにそれなりに売れているようです。

ハイレゾ音源は最近e-Onkyoなどが話題で、その他日本以外の国でもDL販売するサイトが増えてきました。ハイレゾ音源の作成方法はざっと調べたところ2種類あって、一つはスタジオ録音時の生データからミックスダウンするもの、もうひとつはCD化された音源からアップサンプリングするものです。販売中の音源、とくに古いジャズなどはどちらの方法で作成されたかよくわかりません。

ハイレゾ音源の価格はアルバム単位で2500~3000円位で、香港では新譜CDがおまけのDVD付きでもHKD100~130位なのと比べるとかなり高いのですが、まぁ音質を考えると仕方ないのかも。日本でいえば通常のCDと変わらない価格でしょうか。


AK100の評価は人それぞれで、絶賛しているレビューのあればこき下ろしているものもあります。私自身は非常によくできたプレーヤで、おそらく一般人の手が届く価格帯では最高峰に位置づけて良いかと思います。

ハイレゾ音源はファイルサイズが巨大なので、まずストレージ容量が問題になりますが、AK100は内蔵32GBに加え、MicroSDをなんと2枚使うことができます。公式にはSDHC 32GBまでですが、SDXC 64GBをFAT32で再フォーマットすることで使用でき、最大で32+64+64で160GBまで拡張できます。この容量だとiPod Classic位しかないですね。私も64GBのを1枚挿してますが特に問題はありません。が、勿論公式には未対応なので自己責任です。

また、ホワイトノイズの少なさも特筆ものです。無音の中から楽曲が立ち上がり、最後の音が無音の中に消えていくという体験は今までのDAPではありませんでした。

ハイレゾではない、通常のflac再生でも妙なブーストがかかっていない締りのある低音と伸びやかな高音で、J3より確実に基本的な音質は上です。MP3再生も多少良くなってますが、MP3自体の音がどうしようもないので、評価対象外。

良い音を聴く時には目をつぶることが多いのですが、その時に浮かぶことは様々です。音全体を聴いたり、ベースラインだけを追いかけたり、歌詞に集中したり。今回いくつかのハイレゾ音源をDLした時は、まぶたの裏に黒いキャンパスをイメージしました。黒いというのはネガティブな意味ではなく、前述のホワイトノイズが無いことに起因します。

諏訪内晶子さんのヴァイオリンコンチェルトを聞くと、ヴァイオリン単体では金色の光がひとつふたつと踊りはじめ、オーケストラがわーっと響いた時には金色の光が爆発するような衝撃があり、おもわずおおっ!と声が出そうになりました。音場が左右に広がり、自分の頭を中心にコンサートホールができたかのような感覚でした。


次に聴いたのがパコ・デ・ルシア、ジョン・マクラフリン、アル・ディ・メオラの通称Super Guitar Trioのライブ版Friday Night In San Franciscoで、これはその音に血が沸騰しそうになりました。パコ・デ・ルシアは以前来日した時にNHKホールに行きました。あの時も気がついたら拳を握りしめて聴いてましたが、それに劣らぬ熱い演奏でした。このSuper Guitar Trio、「Passion, Grace and Fire -情炎」というスタジオ録音版があって、実はそちらの方が好きなのですが、現時点で扱ってるサイトが無いようです。今後に期待。

思い返せば、いい曲だなと思うことはあっても、音楽を聴くこと自体に興奮したりワクワクすることは久しくなかったように思います。初めてCDを買った時、アンプを真空管で揃えた時以来かもしれません。

そんな思いに再度火をつけてくれたこのAK100、決して安いものではないですが、良い出会いだったと思います。

同時に購入したイヤフォンとハイレゾ配信サイトについては後日(多分)

2012年12月13日木曜日

お買い物 Klipsch REFERENCE S4

昨日更新しましたが、それまで約4週間、自宅のネットが使えない状況でした。原因は今となっては不明です。もともと建物が古いので以前からちょこちょこ不具合はあったのですが、今回は契約を変えて増速した、管理会社の担当者が体調を壊して入院したなどいろいろ重なったようです。

全く連絡がないので、こちらもこのままだと家賃払わないからね、とメールしたら速攻で返事きたのもなんだかなぁ。。。(サービスアパートメントなのでインターネットは契約に含まれており、ネットが使えないのは契約違反)増速したと言うだけあって、確かに以前より速くはなってます。

その間、いろいろありました。ネット関連でも某市役所の某市長の暴走が止まらないとか、トレンドマイクロ社が評価だだ下がりの件とか、選挙の件とか。。映画も沢山みました。買い物もしました。良い買い物もあれば失敗したものもあり、今回は良い買い物の一つをご紹介します。

買ったのはイヤフォンで、Klipsch REFERENCE S4というやつです。

もともとオーディオが好きで一時期はかなりお金を使っていて、アンプやプレーヤもいいものを持ってました。今はアパート住まい、しかもいつ引っ越すかわからないので、思い切ったものは揃えられないのですが(単に金が無いからともいう)、音源ファイルは可逆圧縮のflacを10年近く前から使ってますし、携帯プレーヤもイヤフォンもそれに見合ったものを使ってきました。


イヤフォンはなるべく機種固有の色のついていないものを選んで、オーディオテクニカのCK10という機種を使っていました。これはかなり評判の良い機種で、上から下までフラットに出る上に、高音の伸びが素晴らしいです。低音も変にブーストした音ではなく、ぱしっと乾いた音が出ます。ただ、音全体が硬いのと、いわゆるサ行のささりが強く、歳をとるにつれて段々疲れを覚えるようになったのも事実。

すこし柔らかくて多少の演出はあってもいいから、穏やかな音のするものが欲しいなぁと思って探し始めたところでCK10が断線。大体イヤフォンは1年程度が限度と考えていますがこれは2年もったので、私としては天寿を全うして大往生、というところでした。

香港の深水埗というアキハバラの電脳街みたいな所がありますが、そこになかなかマニアックな機種を揃えた店があり、そこで店員に「女性ボーカルが艶かしく聴ける機種はどれか?」と聞いたら、ちょっと考えたあとで出してきたのがKlipsch REFERENCE S4でした。

イヤフォンの試聴をする際に基準としている曲がいくつかあります。

まずは香港の人気歌手、梁詠琪の「花火」 

この曲では冒頭の女声スキャットの重なり具合、ピアノの響きを聞きます。特に中間のピアノソロでは左手の音が潰れずに最後までしっかり落ち込んでいくか。

次にホーンの響きを聞くためにスタン・ゲッツの「Menina Moca」

ここではゲッツのサックスがどれだけ色っぽく響くか、バックのベースやドラムの音の重なりと同時にどれだか分解されて聞こえるか、など。

ロック系の曲では映画RENTから「Out Tonight」

この曲は一発目のドラムのはじけ方を聞きます。ぼわぼわ~~んという電気的にブーストした音ではなく、バシ!と締まった音がするかどうか。

そんなこんなで店の迷惑を考えずとっかえひっかえ1時間弱試聴した結果、このイヤフォンになりました。

結果的には大正解でした。ダイナミック型だけあって、アコースティックな音が良く鳴ります。ギターのじゃらんとした音では全体の響きとともに1本1本の弦が震えているのが伝わってきますし、ドラムのハイハットなんかペダルで演奏している音とスティックで叩いている音がしっかり区別できます。特に主眼だった女声ボーカルは、高音よりも低く抑えた声のほうがより艶っぽく聞こえます。

低音もしっかり鳴りますが決してブーミーな音ではありません。ただ、イヤピースの入れ方次第で変わってくるので、奥までしっかり差し込んでみるとちょっと情報過多かな、という気がしないでもありません。

外観はこのブリキっぽい色が気に入ってます。ケーブルはタッチノイズが少ないのは良いのですが、やたら固くて収まりが悪いのが難点といえば難点。

これだけの音が出てHK$700なんぼ。日本円でも7,000円かそこらですから、とても良い買い物だと思います。とにかく低音がどかどか出るのがいいとか、打ち込み系の音楽ばかりの人には合わないかと思いますが、アコギ、ウッドベース、ホーン、女声ボーカル、ストリングス、そういった音を重視する方には良い選択かと思います。