2013年5月14日火曜日

続 PS3+Ak100で高音質化

先日のエントリに書いたPS3とAK100ですが、なんとか設定が決まったようなので書いておきます。

AK100側は特別な設定は不要です。光ケーブルを繋ぐと、光を使うか普通にプレーヤとして使うかを聞いてきますので、光を選択するだけです。

で、PS3側ですが、設定は以下の通り。

<音声設定>
光デジタル→出力周波数→176.4kHzのチェックを外す
※チェックを外し忘れると猛烈なノイズが出るので要注意!(AK100を使用する場合のみ)

これで前述の通りPS3(HDMI)→モニタのHDMI→モニタのヘッドフォン出力→スピーカ などというせっかくのデジタル出力を台無しにするアホな接続をしなくてすみ、PS3から88.2kHzでデジタル出力が行われる(筈)です。

PS3はCDや音楽ファイルをアップサンプリングする機能があるので、それを設定します。

<ミュージック設定>
出力周波数→44.1/88.2/176.4kHz
ビットマッピング→タイプ3

ただし、もう1つ問題があって、AK100で光デジタル入力を使っていると設定した時間で自動的に電源が落ちます。突然音が途切れたので最初はバッテリが切れたのか、はたまたハングアップかと焦りました。
たしかにプレーヤとしては使ってませんが、使用中ではあるので電源断はやめて頂きたいです。


さっそくヘッドフォン(ゼンハイザーHD449)でBDを再生してみると、今まで埋もれてた背景の音(モブやかすかな街のざわめきなど)が聞こえてきて臨場感マシマシ。人の声もより肉声に近くなったように思います。
微妙な変化なんですが、結構これがBD鑑賞してて楽しくて、またぞろ手持ちのディスクをあれこれ漁っています。

チャン・ツィイー章子怡のLovers十面埋伏とか
いろいろ言われてますけど、やはりこの人すごい役者ですよ。このシーンのために6ヶ月トレーニングしたという話をどこかで読みました(うろ覚え)


Fame(2009年リメーク)とか
Kherington Payneさん。美人かつダンスが目茶上手い。



アントニオ・バンデラスのThe Legend of Zorroとか
ある意味主役より活躍するトルネード君

フルにデジタルを活かすなら、PS3(HDMI)→AVアンプのHDMI入力では192kHzで出力され、最高の音になる筈です。PS3の光デジタル+AK100の組み合わせではMAX 88.2kHzまでです。また、SACD再生時は著作権保護のため44.1kHzに変換されます。SACDはPCMとは別の変調方式なので単純にサンプリングレートだけでは比較できませんが、CDと同じレートになってしまうので、実質的にも気分的に大幅にデグレードですw DSDディスクを作れば光デジタルで176.4kHz出力ができるようです。


PS4はどうかと調べてみたら、SACDはおろかCDの再生もできないようですね。メディアプレーヤではなく完全にゲーム機になる様子。確かにPS3登場時はBDプレーヤの数が少なく価格も高かったので、ゲームはしなくてもPS3を買ったほうがお得感がありました。そういう意味でSONY内部でパイの奪い合いになったかもしれません。私はPS3二代目でSACD再生およびPS2エミュレーションが無くなるときいて、初代機をプレミア付きを承知で購入したのでした。


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