ご無沙汰しております。
大阪で中国人男性が溺れかけた男の子の記事が話題になっています。大変素晴らしい行為で、同じ場面に出会った時、同じ行動が取れる自信は全くありません。
しかしながら、過熱気味の報道を見ていると、「(中国人なのに)良いことをした」というバイアスがかかっているように思えます。
普段から気になっているのは、事件があった時にことさらに「中国籍の某」という部分がやけに強調されているように思えます。韓国籍や所謂在日でも同じ印象を受けます。こういう報道だと、「やはり中国人(韓国人、その他の特定の国)は信用できない」という刷り込みがおきてしまいそうです。2chのまとめなどがそれを拡大して、それが在特会などの共通認識となっている、という面はあるかと思います。
安田浩一さんの著書「ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて」を読むと、それまで韓国や在日に全く興味を持ってなかった人が、ネットで真実を知ったという件があり、非常に危険だと思いました。
結局、「XX人なのに素晴らしい」も「XX人だから問題を起こす」も根っこは同じです。
色眼鏡を排して、その人自身で判断するように心がけることが必要かと思います。私とていちいち2chの記事に反応してイライラすることもあり、まだまだ修行がたりません。
0 件のコメント :
コメントを投稿